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2009年9月10日 (木)

今まで本当にありがとう

9月4日11時12分、一通のメールが届いた・・・。

 

あまりの突然の知らせに目を疑ってしまった・・・。

 

 

たった今、じいちゃんが亡くなったと・・・。

 

 

9月3日の22時過ぎ、私と同じ歳のいとこから

電話が掛かってきた・・・。

 

じいちゃんのことを今まで誰よりも気遣っていた

いとこの電話越しから聞こえるその声は明らか

に震えていて、不安定な状況であるということが

すぐに分かった・・・。

 

仕事の関係で台湾にいたいとこはじいちゃんの

病状を聞き、すぐに日本へ帰国し、埼玉の住ま

いへ着いたばかりだったそうだ・・・。

 

「じいちゃんが危ないらしい・・・、どうにかできない

か・・・。こんなことを相談できるのはつるりんしか

いない」、

 

「じいちゃんに一目会ってやってほしい」、

 

私はそのいとこの思いに感激し、4日の午前中の

仕事を休んでじいちゃんに会おうと話したが、いと

こは今朝のじいちゃんの病状は安定しているから

土曜日に会いに来てもらえればそれで十分だと促

された・・・。

 

いとこも土曜日に着くように帰る予定だった・・・。

 

 

しかし・・・、

 

 

じいちゃんは天国に旅立ってしまった・・・。

 

 

私はメールですぐその知らせを知ったが、いとこは

運転中ということもあり、その知らせを聞いてしまうと

気が動転してしまうと悪いとのことで、家に着くまで知

らされなかったらしい・・・。

 

思考回路があまり働かない中、午後の仕事に私は取

り組んでいたと思う・・・。

 

 

仕事を早めに切り上げた私はすぐにじいちゃんのとこ

ろへ向かった・・・。

 

実家に着き、部屋の奥に進むとそこには顔に白い布が

そっと掛けられていたじいちゃんが寝ていた・・・。

 

いとこはすでに到着しており、顔を見てほしいと促され、

私と妹、いとこといとこの妹の孫4人はじいちゃんのそば

にゆっくりと座った・・・。

 

顔に掛けられていた布を取るという現実は少し受け入れ

難かったが、わたしは静かにその布を持ち上げた・・・。

 

 

とても安らかな顔をしていた・・・。

 

 

本当に眠っているようだった・・・。

 

 

確かに頬はこけ、昔のじいちゃんの面影は薄れてしまって

いたが、まぎれもなく私のじいちゃんだった・・・。

 

妹といとこの妹が涙を流す中、私は不思議に涙が出なかった・・・。

 

おそらくこの時はじいちゃんの死を受け入れることが出来て

いなかったのだと思う・・・。

 

じいちゃんと一緒にみんなでその夜食事を取り、その日は

静かに終わっていった・・・。

 

 

5日の夜、通夜で受付をした私はじいちゃんの人望の厚さに

心を打たれ、こんなにも大勢の人たちに見送ってもらえるじい

ちゃんは幸せだと思った・・・。

 

通夜は厳かに取り行わた・・・。

 

しかし、私はその時も涙を流すことはなかった・・・。

 

 

通夜の後、私といとこは食事に出かけることにした・・・。

 

そこで私といとこはじいちゃんのことや仕事のことなど、色々と

話したが、そこで一番感じたことは、いとこは本当にじいちゃん

思いの本当に素晴らしい人だということだった・・・。

 

いとこは大学進学で新潟を離れ、今の仕事でも県外で頑張って

いる。いとこはもし自分がずっと新潟にいることができていたら、

じいちゃんのことを色々と面倒を看ることが出来たかもしれないし、

もっと長生き出来ていたのではないかと悔んでいた・・・。

 

こんな素晴らしい人はなかなかいないと私は思った・・・。

 

じいちゃんは孫からこんなに思われていて幸せだったと思う。

 

 

いとこはこんな話もしてくれた・・・。

 

 

私といとこがまだ小学生の頃、いとこはよくじいちゃんと一緒に

風呂に入り、その日学校であったことを話し合っていたそうだ。

 

それで、その話の中でいとこや私が誰かとけんかをしたことを

じいちゃんが知ると、じいちゃんは学校へ一人で行き、先生に

文句を言っていたらしい・・・。

 

じいちゃんが文句をいう姿が想像出来たので思わず笑ってしま

ったが、そんなことまでしてくれていたのかと初めて知った私は

すごく嬉しくなった・・・。じいちゃん、ありがとう・・・。

 

色々と話した二人はその後、帰宅の途に着いた・・・。

 

 

そして、6日の朝、葬式が取り行われた・・・。

 

葬式も粛々と行われ、最後の時が近づいていた・・・。

 

司会の方が「故人のお顔を拝みたい方はどうぞ前の方へお進

み下さい」とアナウンスした後、喪主である叔父さん、そして叔

母さんと最後の別れをしていき、どうやら私は最後まで涙を流

すことは無さそうだと思っていたその時、私は今まで見たことも

ない温かい光景を目の当たりにした・・・。

 

 

 

 

その光景とは、ピンクの花を一輪持ったいとこが静かに眠るじ

いちゃんの顔のすぐそばまで顔を近づけ、そっと何かを語りか

けていた光景だった。

 

 

 

なんと声を掛けていたのかは聞き取ることが出来なかったが、

その光景を見た私は、私が生まれた時から今まで、いや、じい

ちゃんが生まれたときから今までの色んな思いが一気に込み

上げてきて涙が止まらなくなった・・・。

 

実の子供である母、叔父さん、叔母さんが流す涙、孫たちが流

す涙、また父や親戚のみんなが流す涙を見ていたら悲しくて悲

しくて涙が止まらなくなってしまった・・・。

 

棺を担いだ私はじいちゃんの重みを感じ、これが激動の時代を

生きてきた「人の重み」なんだと涙ながらに感じた・・・。

 

出棺の時も、火葬場に着いた時も、葬儀場から火葬場に着くま

でのバスの中でも涙が止まらなかった私は本当に安らかに眠って

ほしいと切に願った・・・。

 

通夜の後、実家でじいちゃんの部屋に入り、アルバムなどを見て

思い出に浸っていたとき、こんなものが飾られていたことに気づい

た↓

090904_223901

今まで私からは想像もできないつらさをじいちゃんは味わってきた

のかもしれない・・・。

 

24年前にばあちゃんを亡くし、今まで必死に生きてきたじいちゃん。

 

今頃は天国でばあちゃんと24年ぶりにあって色々と話しているのか

な・・・。そうであるとみんな嬉しいです・・・。

 

 

じいちゃん、これからも私たちを見守っていて下さい。

 

心配になった時はいつでも職場に文句言いに来て下さいcoldsweats01

 

私が言いたいことはただ一つ・・・、

 

 

じいちゃん、今まで本当にありがとう・・・。

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日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

孫達にこんなにも慕われて、お祖父さんは幸せだったと思いますよ。従兄弟の気持ち、よく解ります。自分も地元を離れていた間に何度か同じ気持ちを味わったので。でも、遠くに住むことでお互いに気づくことも多くあるので、決して悔やむことは無いと思います。

つるりんはお祖父さんに心配をかけないように頑張って生きなきゃね。

投稿: F | 2009年9月13日 (日) 20時18分

>Fさん

こんばんは。

温かいコメントありがとうございます。

常に見守ってもらっている感じながら、
色々なことに挑戦していきたいと思っ
ています。

じいちゃんの誇りの孫でいられるように
頑張りたいです。

投稿: つるりん | 2009年9月13日 (日) 20時37分

お祖父様は本当に心優しい家族に囲まれてしあわせ者ですねconfidentshine

連休に久々に祖父のお墓参りに行ってきますhappy01up
大学卒業したことも社会人ちゃんとやってることも報告しないと夜夢にでてきて怒られるのでbleah

てか読んでたら泣きすぎて明日目がはれちゃいましたshock

投稿: はる | 2009年9月17日 (木) 23時40分

>はるさん

コメント返すのが遅くなってしまって
申し訳ありませんでしたbearing

お墓参り、お疲れ様でした。

きっとお祖父さんも立派に育ったはる
さんを見て幸せに感じていると思うよ。

また、明日から仕事だけど、頑張ろうねsign01
(私は今月かなりやばいですcrying

投稿: つるりん | 2009年9月27日 (日) 19時32分

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